サロンにてアミちゃんの企画、「コラージュでゆく年来る年」を開催。チビちゃん同伴でいらして下さった生徒さん、ありがとうございました!

4歳のカワイイ女の子、ママに似て手先がすごく器用でびっくり!ママと一緒に、シールやマスキングテープで素敵なコラージュを作ってくれた。

親子アートセラピーイベントも、協会では時々開催している。こんな素敵な親子さんを見ていると、またやりたくなる。来年、アートセラピーのフェスティバルもやろうかな?

私は歌や踊りは元々好きだけど、絵や造形には全く興味がなかった。アートセラピーを学んで初めて絵や造形に関わり、奇しくも授業のために慌てて捩り鉢巻きで芸術史まで学ぶことになったが、今も正直、自分がするのはあまり好きじゃない。

でもセラピストとして他者の制作のサポートをするのは本当に楽しくて、ぶきっちょな私を尻目に、生徒さんはどんどん才能を開花させていかれる。必ずしも自分が好きじゃなくても、セラピーはできるものだな、と不思議。

長年沢山の講座を開催してきた中で、アートセラピーの分野では一番多くの後進が育って、協会の核を作ってくれた。プレイヤーと指導者は、全く別の能力が要るものだと思う。

秋から声のワークショップを始めたのだが、私が導線を引いた「声を出すための体を作る」ことの後を、アミちゃんが発展させてくれている。アミちゃんはこのワークで低音が見違えるようによく響くようになったそうだから、やはり一定の成果は上げられる。

でもその後の、音程が取れなくて困っている人が取りやすくなる工夫や、音をよく聴いてハーモニーを奏でるやり方を教えるのは、私よりアミちゃんの方が長けているとわかって大感激!この「ボイストレーニング」という仕事も、程なく私の手を離れてアミちゃんのライフワークになりそうな予感。こと声に関して、歌うだけでなく指導者としても、アミちゃんはやっぱりプロ中のプロだと確信した!

私はというと、歌や朗読、芝居、身体表現、更には作詞作曲など、普段の他者援助という仕事の枠組みを離れて、再び自分自身が表現者として人前に立つことへの情熱を、最早抑え切れなくなっている。心の奥に隠し持っていたエゴイストの側面も、いよいよ解放してやらねばすまないようになってきた。これも偽りのない自分。そろそろ認めてやろうか?

舞台に立ちたい。それは私の命そのものだ。大袈裟と笑われるかも知れないが、暮らしを立てることや、ものの役に立てることととは別次元の、私の命の営みだ。休んでいる間、私は息をしていないのと同じだったと今痛切に感じる。私は表現しないと生きられない性を持った生き物なのだ。

The following two tabs change content below.
美沙落合

美沙落合

一般社団法人日本イーブンハート協会 代表理事 イーブンハートスクール校長 心理カウンセラー、フィトセラピスト、アートセラピスト イベントプロデューサー