天気のせいか、関東で連続している地震の影響か、昨日から頭痛がなかなか回復しない。明日から忙しくなる。
大学時代の友人から電話、概ね一年に一度くらいなので、つい長話に。五十代の女たちは家庭があると自分だけのことでは済まない事情がたくさんある。勢い嬉しからぬ話も出てくる。昔の仲間もみんな苦労が多いようだ。
私にも課題は沢山あるけれど、夢を語れる環境にあるのは幸せだ。同じ年頃の昔の友人は、もう夢を見ることも忘れて生活に追われ、なかなか前向きの話題にならない。ひとしきり愚痴を聞いて、なんだかいつになく疲れてしまった。仕事の場ではクライエントの辛い話ばかりでも、仕事モードで聴けるけれど、オフで友人にまで付き合うのはちょっとかなわんなあ〜。
寿命がいつまであるかは誰にもわからない。自分の命が今日限りだとしたら、何を悔いるだろうか?もし心残りがありそうだとしたら、それを最優先に生きなければ、人生がもったいなくはないか?
関係各所には申し訳ないが、私はそれが歌だと気づいた。だから物理的に事情の許す限り歌うことにした。まだ欲を言えばいろいろあるけれど、娘も成人し、伝えるべきことは全てもう伝えたと自負している。仕事仲間や社会に向けても、私は精一杯思いを伝えてきた。
夢はまだあるが、仮に志半ばでこの命が終わりを迎えても、私の志は誰かが受け継いでくれるだろう。歌を取り戻した今、私には既に人生に悔いはない。生きた証はここにある。
今日を最後の日と思って生きる。その傍らで永遠に続く夢を語る。それができる私の人生は紛れもなく幸せだ。
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美沙落合
一般社団法人日本イーブンハート協会 代表理事
イーブンハートスクール校長
心理カウンセラー、フィトセラピスト、アートセラピスト
イベントプロデューサー
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