交流分析アドバンス講座、一社のサロンにて。
交流分析にいう心理ゲームやラケット感情の分析は、ちょっと理屈っぽくて誰にでも実感が得られるやり方ではない。そこにアートセラピーを取り入れると、実感を伴う深い気づきになる。
「自分や誰かの困った特徴に、妖怪の名前をつけて、外在化する」という方法は、アニメの妖怪ウォッチの歌じゃないけれど、「妖怪のせいなのよ」として、自分や相手を責めなくても良いようにするやり方だ。
他者の困った言動も、「妖怪が取り憑いている」とちょっと仮定してみよう。妖怪とは付き合わないで「その人自身の本質」と付き合う、と心掛けることで、振り回されなくて済むようになる。
妖怪にも言い分があって、その妖怪の本当に訴えたいことの中に、私たちの誰もが隠し持つ「小さな子ども」の気持ちが現れている。
アドバンス講座では深いところにある本当の気持ちと向き合う。生徒さんの気持ちに付き合っていると、私の「小さな子ども」も、時々「アタシだってそうだった!」と声を上げ始める。教えながら講師の私自身にも気づくことがいっぱい!
さて、私の肩凝り頭痛妖怪にも、言い分が山ほどありそうだ。仕事を終えた夜は、ちょっと自分の妖怪にも付き合ってあげよう。
The following two tabs change content below.
美沙落合
一般社団法人日本イーブンハート協会 代表理事
イーブンハートスクール校長
心理カウンセラー、フィトセラピスト、アートセラピスト
イベントプロデューサー
最新記事 by 美沙落合 (全て見る)
- マトリョーシカ・セラピー、参加者募集中! - 2021年4月17日
- 新型コロナウイルス感染拡大防止による臨時休業のお知らせ - 2020年3月31日
- 今日を最後の日と思って生きる - 2018年1月8日