昨日はアートセラピスト養成講座の最終講でした。
午前中はセラピストが作品を見るときの手順や、注目する点を学びました。
アートセラピーは描画診断ではありません。
描画診断は絵を見て「このような心理状態だ」とカウンセラーや医師が判断するものですが、アートセラピーはあくまでも制作のプロセスであったり、制作者の感じたことを中心に扱います。
絵の答えは描いた人の心の中にあるのです。
しかし、制作者の心理状態の可能性をセラピストが把握していることは大切なことです。
注目する点はたくさんありますが、一番大切なものは「第一印象」
第一印象で感じた違和感を言葉にできること、そして自分の直感を信じることができるようになるには、たくさんの作品を見ることが必要です。
複数の人たちとアートセラピーを学ぶと、たくさんの作品と出会い、自分の直感を鍛えることができるのです。
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井上 亜美
一般社団法人日本イーブンハート協会 理事
声楽家、JEHA認定アートセラピスト
主に子育て支援・交流の場を担当。
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