アートセラピスト養成講座。硬い粘土と柔らかい粘土。
硬い粘土、本当は陶芸の土を使いたいのだが、キロ単位でしか手に入らないので、家庭のオーブンで焼ける粘土を使っている。今ひとつ粘りが足りなくて、長いこと可愛がっていると乾燥気味になる。柔らかい粘土は樹脂のふわふわ粘土。真っ白で軽くてフカフカ。
概ね柔らかい方が人気があるけれど、今日の生徒さんは、硬い方がしっくりくるとおっしゃる。思い通りにならなくて、粘土に「あなた、どうなりたいの?」と相談しながら捏ねるのが良いと。柔らかい方は自由が利くが、ちょっと頼りない感じだとか。
これ、対人関係とも繋がるのかも知れない。この方は相手の気持ちをよく慮る優しい方だ。気骨のある人とじっくりお付き合いするのを好まれるのかも知れない。
制作を終えたら絵を描いて、粘土のタッチや感じ方についてじっくりシェア。この時間が非常に大切だ。体験を言語化し、客観視して、起きたことを腑に落とす。この「体験自我」と「観察自我」の間を行き来するのが、アートセラピーの重要な目的の一つだ。
この方はフラワーアレンジメントやフラワーセラピーも実践され、教えてもおられる。協会サロンで花と語り合うリース作りのワークショップを開催して下さる計画がある。見本も兼ねて、素敵なリースをサロンにプレゼントして下さった。こんな素敵なリースを作ってみたい方、詳細はお問い合わせ下さい!
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美沙落合
一般社団法人日本イーブンハート協会 代表理事
イーブンハートスクール校長
心理カウンセラー、フィトセラピスト、アートセラピスト
イベントプロデューサー
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