今日こそ半日くらいはゆっくりしようかと思っていたら、実家の母から早朝に電話。腰の痛みがひどくて、病院に連れて行って欲しいと。総合病院の整形外科はものすごい混雑で2時間待ち、大事には至らなかったが、立ち居が不自由でかわいそう。
気丈な母も米寿を迎え、心配の種は尽きない。うちに呼び寄せるとせっかく大事に仲良くお付き合いしているご近所のコミュニティーを奪うことになるので、数年内にはせめてもう少し近くに住みたい。
子育てが終わると次の課題、老いた親の介護の心配が待っている。親はいつまでも若くはいてくれない。生きているうちにしか、親孝行はできないからね。
12月26日にはお昼間のライブをする。夫の休みが取れたら、母を連れてきてもらおうと相談した。
ジャズを歌い始めて間もなく、小学生だった娘に、私のライブでピアノを一曲弾かせたことがある。その時母を招待したら、「こんなに楽しい思いをしたのは生まれて初めてだよ」と大喜びしてくれた。
始めは「子どものおる身で歌なんか歌っとる場合じゃないだろう」とぶうぶう言ったくせに、孫が出ると聞いて態度を一変させたので、癪に触ったものだったが…。
戦前戦後を極貧の中生き抜き、私が成人するまで苦労ばかりの人生だった母が、こんなにはしゃいだ姿を初めて見た。それからはちょいちょいライブに呼んだ。私がしばらくライブ活動を中止したのをとても残念がっていた。久しぶりに誘ってあげたい。
その時はまた娘にも一曲か二曲歌ってもらおう。それまでに少しは腰の痛みが楽になってくれますように。
やっぱり私、歌をやってて良かったな。そして母の愛してやまない孫娘も音楽好きで、こうして私と一緒に音楽をやれるなんて、本当に幸せだと思う。
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美沙落合
一般社団法人日本イーブンハート協会 代表理事
イーブンハートスクール校長
心理カウンセラー、フィトセラピスト、アートセラピスト
イベントプロデューサー
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