思ったようにはならず、思わぬところにチャンスも幸運もあったりするのを、さてどうやって扱ったらいいのかとちょっと困っている。
「思ったようにしたい」のは、私のコントロール欲求だな、と気づいてはいる。「コントロールしようとしない」のが妥当な答えだと思う反面、何も決めずに思わぬ幸運を口を開けて待っているのもいかがなものか?
仕事ってそんな訳にはいかないことも多い。方針を立てたり、一つの道筋に従ってエネルギーを集約しないとできないこともある。思わぬ出来事に振り回されるのも良くはない。さりとて目標を立てて奮起したものが上手く行かないのは、冷静にと思ってもやっぱり一辺ずつ正直気持ちは落胆する。思いがけないことは、それがポジティブなことであっても驚くし、動揺もする。思えば振り幅の大きい人生を歩んできた。沢山の経験を積ませてもらえる幸せはあるけれど、驚いてばかりで結構疲れる人生でもあるのだ。
大雑把に「あっちの方」とだけ目標を定め、全部のエネルギーを傾けるのではなく、ニュートラルな場所を作っておいて、思わぬ出来事にもふんわりとついていけるようにできると楽なんだろうが…そういう器用さには私は少々欠けている。決められない、ペンディングの状態を保つのは非常に気持ちが悪い。結構短気な性格だ。
さて、あることで今持っているもやもやをどうするかな?いつものやり方だとさっさと問題解決行動に移すのだが…もう少し手許に置いてみるという選択肢を試すのもありかも知れない。そのやり方は気持ち悪いけど、日本語には「日にち薬」という含蓄の深い言葉もある。
誰しもそうだろうが、いつもと違う方法って、やりにくいもんだな。我慢するのとはまた違う。しばらく手許に置いて眺める。いやだなあ、というこの感じ、いつまで短気を起こさずに持っておられるかしらん?
美沙落合
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